来年4月1日から、自転車の交通違反に対して「青切符」と反則金が科される、新しい制度が始まります。
これは、自転車による事故や歩行者とのトラブルが増えていることを受けて導入されるものです。
ベトナム人がしがちな信号無視、スマホを使いながらの運転、傘差し運転、無灯火運転などは全て取り締まりの対象となり、数千円から1万円台半ばの反則金が科されます。
ベトナム人技能実習生が特に注意すべきこと
ベトナム人技能実習生の多くは、通勤や買い物に自転車を利用しています。
しかし、ベトナムと日本では、自転車の交通ルールが大きく違うため、知らず知らずのうちに違反をしてしまうことがあります。
夜間の無灯火運転や、歩道の走行、自転車での「飲酒運転」は、ベトナムでは咎められません。
したがって、日本独自のルールを十分に理解していないことが、反則金や事故につながってしまうのです。
なぜ企業も交通安全に取り組むべきなのか?
従業員が交通違反や事故を起こすと、罰金の問題だけでなく、会社の信用問題にもつながりかねません。
さらに、繰り返し違反をしてしまうと、「日本の法律を守る意識が低い」と判断され、ビザの変更や更新が難しくなる可能性もあります。
従業員に交通安全について伝えることは、彼らの生活を守るだけでなく、企業リスクを回避することにもつながります。
ぜひ、職場全体で交通安全についての意識を高め、注意喚起をしてください。
新しい交通ルールを伝えるベトナム語資料
弊社では、在日ベトナム人向けに、自転車の交通ルールをわかりやすくまとめたベトナム語の資料を用意しました。
この資料は、これから雇用する技能実習生への研修や、すでに働いている従業員への注意喚起に活用できます。
ぜひ、こちらのベトナム語の資料を使って、従業員に日本の交通ルールを伝え、安全で安心な生活をサポートしてあげてください。


