技能実習生の担当者の皆さん、日々お疲れ様です。
実習生とのコミュニケーションで、「なんで分かってくれないんだろう?」と感じたことはありませんか?
言葉の壁だけでなく、文化や習慣の違いもあって、お互いの理解が深まらないと感じることもあるでしょう。
でも、安心してください。
ちょっとした意識と工夫で、実習生との間に確かな信頼関係を築くことは可能です。
今回は、弊社顧客のベトナム人実習生担当者様が実践している、**実習生との信頼関係を築くための「3つのルール」**をご紹介します。
ルール1:まずは「聴く」ことに徹する
私たちはつい、何かを「教えよう」「伝えよう」としがちです。
しかし、信頼関係を築く上で最も大切なのは、まず相手の話を「聴く」姿勢を持つことです。
実習生が「困っていること」「不安に感じていること」「話したいこと」は、想像以上にたくさんあります。
言葉が十分でなくても、彼らが伝えようとしていることを辛抱強く聴いてみましょう。
オープンな質問を心がける:
「はい/いいえ」で答えられる質問ではなく、「どう思いますか?」「どんな時が大変ですか?」のように、実習生が自由に話せる質問を投げかけてみてください。
非言語コミュニケーションも意識する:
頷く、アイコンタクトを取る、真剣な表情で聴くなど、言葉以外でも「あなたの話を真剣に聴いています」という姿勢を示すことが大切です。
途中で遮らない:
彼らが話している最中に、途中で口を挟んだり、意見を否定したりしないようにしましょう。
最後まで聴き、理解に努める姿勢が信頼に繋がります。
彼らが「自分の話を受け止めてもらえた」と感じた時、初めてあなたに対して心を開き始めます。
ルール2:異文化理解を「知る」努力をする
私たちは日本で生まれ育ったからこそ、日本の常識や文化が当たり前だと感じています。
しかし、実習生にとっては、日本の習慣、仕事の進め方、人間関係のあり方など、すべてが初めての経験です。
「異文化理解」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、まずはベトナムのごく一般的な文化や習慣、歴史などについて、少しでも知ろうとすることから始めましょう。
挨拶や食事の習慣:
ベトナムの一般的な挨拶や、食事の作法などを少し知るだけで、親近感が湧きやすくなります。
タブーや避けるべきこと:
無意識のうちに相手を不快にさせてしまう可能性があるタブーなども、事前に知っておくと安心です。
学習意欲を示す:
担当者が彼らの文化に興味を持ち、学ぼうとする姿勢を見せることは、実習生にとって大きな喜びとなり、「自分たちのことを尊重してくれている」と感じてもらえるでしょう。
お互いの文化を「知る」努力が、誤解を防ぎ、より深い相互理解へと繋がります。
ルール3:小さな「成功体験」を共に「喜び合う」
信頼関係は、一度に大きく築かれるものではありません。
日々の小さな積み重ねが大切です。
特に、ベトナム人実習生が「できた!」「分かった!」と感じる小さな成功体験を共有し、共に喜ぶことが非常に有効です。
具体的なフィードバックを与える:
「この作業のここがとてもスムーズだったね」のように、具体的に褒めることで、何が評価されているのかが明確になります。
成長を認める言葉をかける:
例えば、初日に比べて日本語が上達した、作業スピードが上がったなど、彼らの成長を具体的に伝え、「頑張っているね」と認めてあげましょう。
目標達成を共に祝う:
技能検定合格、特定の作業ができるようになった、など、彼らが達成した目標を一緒に喜ぶことで、あなたは彼らの「味方」だと認識してもらえるでしょう。
小さな成功を「共有し、喜び合う」ことで、実習生は「もっと頑張ろう」と思えますし、あなたへの信頼もより一層深まります。
まとめ
「なんで分かってくれないの?」という問いの答えは、もしかしたら私たち自身のコミュニケーションや理解の仕方のヒントをくれるものかもしれません。
「聴く」「知る」「喜び合う」――この3つのルールを意識することが、実習生との間に信頼関係を築き、彼らが日本で安心して働き、成長できる環境を提供する一助となるはずです。
「この会社に来てよかった!」と感じられるように、私もサポートを惜しみません。
ベトナム人実習生を担当している皆様、一緒に歩んでいきましょう!


