2026年、新しい年が始まりました。
明けましておめでとうございます。

ベトナム人技能実習生を受け入れ、日々現場で向き合っておられる中小企業の経営者の皆さまにとって、年始は「これからの一年」を静かに見つめ直す大切な節目ではないでしょうか。

私は今年の正月、日本で家族と穏やかな時間を過ごした後、再びベトナムへ戻ってきました。
(私にとっては、静岡もベトナムもともに「戻る」という感覚です)
その日本での正月休みの締めくくりに、ある場所を訪れました。


三保松原から望んだ富士山が教えてくれたこと

静岡県・三保松原。
世界遺産にも登録されているこの地から眺める富士山は、雪をまとい、言葉を失うほどの存在感でした。

そして、刻一刻と変わる折戸湾の夕焼け空。


その赤く染まる空を背に、静かに佇む富士山を見ていると、不思議と心が整い、前向きな力が湧いてくるのを感じました。

「今年は、きっといい年になる」

そう自然に思えた元旦でした。


技能実習生は「人手」ではなく「共に未来をつくる存在」

私たちにとって、ベトナムから来てくれる技能実習生の皆さんは、単なる労働力ではありません。
同じ時間を共有し、同じ目標に向かって進む「仲間」であり、家族のような存在です。

しかし現実には、

・日本語が思うように伝わらない
・文化や価値観の違いに戸惑う
・ちょっとした誤解が、現場の空気を重くする

こうした場面に直面されている経営者の方も、多いのではないでしょうか。


見る角度が変われば、価値も変わる

それでも私は、三保松原で見た富士山を思い出します。

夕焼けに染まる富士山は、時間や角度によってまったく違う表情を見せてくれます。
それは、技能実習生一人ひとりの個性と、どこか重なって見えました。

日本人の「当たり前」は、彼らにとっての「初めて」。
彼らの反応や行動は、決して怠慢ではなく、文化や環境の違いから生まれるものです。

そう捉え直した瞬間、
「伝え方」や「関わり方」を少し変えるだけで、組織は確実に強くなる。
私はそう確信しています。


2026年を、共に成長できる一年に

2026年は、これまで以上に
「人と人とのつながり」を大切にする一年にしたいと考えています。

・技能実習生が「日本に来てよかった」と心から思えること
・彼らの成長が、会社の成長につながること
・現場に、安心と信頼が根付くこと

それは決して理想論ではありません。
日々の「言葉のかけ方」や「理解しようとする姿勢」の積み重ねが、現実的な成果として必ず返ってきます。


最後に

ベトナム人技能実習生を雇用されている中小企業経営者の皆さまにとって、
2026年が、人にも、会社にも、実りある一年となることを心より願っております。

本年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。