最近、ベトナム語検定試験の過去問題に取り組んでいます。
さすがに四半世紀ベトナムに在住している身、最上位級の試験問題も特に難しいと感じることはないのですが(自慢っぽくなってしまい、すみません!)、この練習が私自身の学びを深める上で、非常に有益だと感じています。

なぜなら、外国語を学ぶ一学習者としての視点を持つことが、日本語教師としてのの仕事に、かけがえのない気づきを与えてくれるからです。

日本語とベトナム語、文法の構造が全く異なる言語に触れることで、日本語の特異性や学習者がつまずきやすい点を改めて認識できます。
また、新しい単語や表現を覚える際の苦労、文化的な背景が言語に与える影響を身をもって体験することで、学習者の気持ちに寄り添った指導ができると実感しています。

ベトナム語の学習を通して得たこれらの経験を、今後の日本語教育に活かしていきたいと考えています。
学習者の皆さんがよりスムーズに日本語を習得できるよう、自身の学びを糧に、より効果的な教え方を追求していこうと、決意を新たにしています。